99の敵
- Masumi Nakahara
- 2017年3月28日
- 読了時間: 1分
99の敵とむかい合ったことはあるだろうか?
あなたはないだろう。
私はあるけど。
99の敵が99%だとして、
私だけが道徳を説いたとして、
99の敵がそれはおかしいと糾弾してくる。
私は私が絶対的にも相対的にもどんな見方をしても正しいと思っていたとしても
99の敵の糾弾は私の道徳に疑問を投げかけるという話。
私は私が正しいと思って、
世間にそれを説いたとしても
99回否定されると間違ってるんじゃないかって思ってしまう。
そして、仲間を見失った私は、
99人の前で公開処刑されるって話。
これはSOSである。
世の中がものすごく広くて
すべての人たちに会うことはありえないくらいたくさんの人がいて、
その中には1人くらいあなたを愛してくれる人がいるよ、と誰かが担保してくれたとして
だけど今のところ誰も私の考えに賛同してくれない時は、
99%の敵とどうむきあえばいいのだろう。
実際、私には99%の敵がいる。
ガラスの天井なんかより分厚くて濁っていてにおうやつ。
だれか私のことを愛してくれる人がいるならば、
どうかこの深夜にそっと糸電話をかけてきてほしい。



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