ある日の朝

まず、顔を洗い、着替え

それから、保育園の仕度

自分のお弁当の用意

夜干しておいた洗濯物を外に出す

０６５５の朝が来たが始まるタイミングで上の子を起こす

わたし、ねこを上の子がご機嫌で見ていれば、

下の子を起こしにいく

下の子の着替えをさせている間に

上の子のトイレ。

「ママ、脱がせてー」

下の子はちょっと目を離したすきにゴミ箱の中身を食べている

上の子「おなかすいたー」

チョコのコーンフレークに牛乳をかける

「チョコのさくさくじゃいやだー。カレーがいい」

意味不明なことをいうので無視。

下の子の口の中からボール紙が出てくる。

「じゃあ、ちょっとだけぬりえしててもいい？」

上の子の不思議な提案。

やっと下の子の着替えを再開。

うんちが出ていると最悪。

でも、出ていないと変えた瞬間にうんちをしたりするから、

やっぱり出ていたほうがいいのかもしれない。

ワセリンを体にべったりと塗る冬。

ワセリンの入れ物に手をつっこんでべとべとになっている。

見てみぬふり。

オムツを片付けている最中に下の子が上の子をおそい、

チョコフレークをひっくり返す。

「もう、何やってるの！」

どっちを怒ればいいんだ。

いや、上の子を怒っちゃいけないんだけど、

「こっちゃん、赤ちゃんのことちゃんと見ててよ！」

「こっちゃん、わるくないもんー」

上の子号泣。

わるくないけどさ、

片付けながら母も泣きたい。

７時５０分に家を出たい。

下の子の離乳食の準備と朝ごはんのバナナの用意。

上の子、チョコフレークを失念したままだ。

下の子のバナナをみて、

「こっちゃんもおなかすいたー」

そうだよね、分かってる。

仕方がないので、かっぱえびせん。

「パパと先生には内緒だよ」

上の子歓喜。本当はだめなんだよ。

下の子のバナナ完食。

そのままおんぶして、拘束。

上の子の髪の毛をしばる。

「二つ結びのまるがいい。やっぱへびにしてー」

これが一生続くので、ひとつむすびのまるにする。

気に入らないので勝手に取ってる。

もう知らない。

園服着せて、もうゴール。

車に乗せたらもうこっちのもの。

７時５７分。

目標出発時間過ぎてるけど許容範囲。

通りすがりの鏡に自分の顔が映る。

あ、やばい化粧し忘れてる。